大阪万博内の休憩所に「スライディングウォール」を納入させていただきました。場所は入場口近くの休憩所で、多くの人が利用する賑やかなエリアです。入口部分と内部の展示パネルを担当しました。
大阪の建設会社様からご連絡をいただきました。設計図書の指定業者リストに記載されていたことがきっかけでお声掛けいただきました。スライディングウォールを販売して10年以上になりますが、施工写真を公開し続けてきたことが認知向上につながり、とても嬉しく感じています。
ご依頼内容は、収納可能な展示パネルで、高さが4メートル、スチール補強材が入っている仕様でした。10回以上にわたる納まり訂正を行い、ご希望に添える形での提案を続けました。また、加工においては昨年導入した4メートル対応の加工機が大活躍しました。大型建具の製作実績を積むことができた点も非常に良かったと感じています。
夢洲は人工島のため海風が強く、大型パネルの取り付けは風にあおられて大変な作業となったようです。各パネルの重量は約150キロあり、寝かせた状態で運搬した後、4〜5名で起こしてレールに吊るす作業は持久力を必要としました。社内屈指の体力自慢のスタッフが施工に当たりました。
室内側のスライディングウォールも同様に、大型で厚みのあるパネルとなっています。こちらのパネルは展示物を掲示でき、レール上で自由に配置を変更できる特性を生かした使い方がされています。展示物や来場者の動きに合わせ、川の字や四角形に配置を変えるなどの工夫がなされているようです。万博終了まで、たくさん活用していただけることを願っています。
施工2025/02/07

屋内SWの大きさ。大きさが分かりやすいように男性平均身長(172cm)の図を入れました。
天井仕上りの様子。漢字の「田」型に配置されたレールのなかでは自由にパネル配置できます。
建具仕様
施設名 | EXPO2025大阪・関西万博 休憩所 |
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商品名 | スライディングウォール |
施設分類 | 文化施設 |
所在地 | 大阪市此花区夢洲 |
素材 | パーチクルボード |
寸法 | W1,600×H3,900×D60×16枚 1ヵ所 シナランバー W835,1,200×H2,900×D75×8枚 2ヵ所 |
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